日本病院薬剤師連盟は、政治活動を介して、病院、診療所、介護保険施設に勤務する薬剤師の声を国政の場に届けることを目的に、平成8年10月に日本病院薬剤師会の会員を中心に設立された政治連盟です。
 即ち、薬剤師の地位向上、処遇の改善および職能拡大等、病院薬剤師にとって重要かつ必要な目的を達成するための政治活動を行うための連盟です。



連盟の活動の成果

 平成18年4月から薬学教育課程は、一部の大学を除き、4年制から6年制に移行されましたが、日本病院薬剤師会にとって薬学教育6年制課程の実現は、長年の夢でもありました。

 また、平成24年3月には薬学教育6年制教育を受けた薬剤師が輩出されましたが、この6年制課程を修了した薬剤師の処遇に関して、人事院総裁に6年制薬学教育を受けた薬剤師に見合った国家公務員薬剤師の俸給表の制定を要望しました。その結果、6年制課程を修了した薬剤師の初任給は、4年制課程卒業後の3.5年に相当する金額となりました。

 さらに、平成24年度診療報酬改定では、薬剤師のチーム医療における病棟活動が評価され、入院基本料に「病棟薬剤業務実施加算」が新設されました。

 これらが実現できたのも、国会の場において薬剤師国会議員等のご支援があったからです。

 このように、薬剤師の地位向上、処遇改善および職能拡大だけでなく、診療報酬上の薬剤師業務の正当な評価を獲得していくことは極めて重要です。そのためには、法制度改正を行う国政の場で、薬剤師の職能と重要性を理解して、薬剤師を支援してくれる国会議員を応援することが必要です。



連盟の加入のお願い

 日本病院薬剤師連盟は、政党を問わず、出来るだけ多くの薬剤師国会議員を国政の場に送るための支援を最重要課題として取り組んでおります。
 そのためには、多くの病院、診療所、介護保険施設に勤務する薬剤師の方々に連盟の会員になっていただくことが必要です。多くの方々に会員に加入していただくとともに、現在、連盟会員の皆様には引き続きご支援とご協力をお願いいたします。




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